恋愛相手はアスリート。。。
幸い今日は日曜!
仕事はお休みだ。
昼から自分のアパートを出て
ローストビーフ用の肉を買って
勇さんちへむかった。
手早く料理を作り あとは
ゆっくり野球中継でも見ながら
待っていよう。
まるで我が家?かのように
珈琲を飲みながら
くつろいでいた。
5時ごろの事
玄関を開ける音がした。
うそっ。。。
泥棒?
いやいや ここはセキュリティが
しっかりしてるから
下から上がってくることは無理なこと。
勇さん?
いやいや 試合前だし
帰ってくるはずがない!
じゃあ誰?
九州に住むご両親?
かもかも!そーかも!
出迎えないといけないのか?
そう思ってる矢先
相手が入ってきた。
「え?誰あなた!」
と いきなり私に質問。
ご両親かと思ってたのに
入ってきたのは若い女の人。
「え。。。誰って。。。」
勇さんの彼女です!って
素直に言うべき?
「誰って。。。あなたこそ誰?」
と聞きつつも
あっ!!!わかった!!!
妹さんだ!絶対そうだ!
「妹さんですか?
初めまして」
「妹?このあたしのこと?
はぁーそんな話になってんだ
それをあなたは信じてるってことね」
「妹さんじゃないんですか?」
「ごめーん 妹じゃないんだなぁ」
薄ら笑いしながら言った。
「え。。。どんな関係で?」
「どんな?それ聞く?
先にあなたが名乗りなさいよ
そーね 合鍵持ってると
言うことはそれなりの関係ってことね」
「あ・あたしは勇吾さんと
お・お付き合いしてます」
「お付き合い?
ふふっ!そー思ってるのは
あ・な・た・だけ!
ごめんねぇ あたしが本命さんなの
後はみーんな 浮気相手!」
「え。。。」
「浅岡アナもつまみ食いの相手!
きっとあなたもそのレベル」
「え・・・・・」
「うそ」
「まぁ あたしは昨夜の忘れ物を
取りに来ただけだから」
と 勝手知った我が家のように
ズケズケと入って
探し物をしている。