恋愛相手はアスリート。。。


「騒々しいおばさんですみません」


「いえ」


「自己中だし」
そーですねとは言えず。


「心配されてるんですよ
はるくんのこともあるし」


「迷惑は十分掛けてしまって
悪いなぁとは思ってるんだけどね」


はるくんパパは30歳
25で結婚してすぐにはるくんが
できて去年年末に離婚と過去を
私に説明した。


「園長先生から聞きしました
ホストクラブに出入りして
浮気したとか」


「あのおばさん
全部話してるんですね
もーー全く!」


「あたしのことを
信用してくれてるみたいで
だから話したんだと思いますよ」


「それはそれで
あなたに自分を勧めるのはどーかと
おばさんのその件の話は
無視して大丈夫ですから」


「ま。。。一応あたしも
お付き合いしてる人が居るので」


「おばさんはそれを知ってる?」


「はい」


「それでこっちを勧めるって
どーよ?って思わない?」


「ですね」と笑う。


すると あたしの携帯
ラインが届いた知らせの音がした
勇さんだ。


ーーーーー
そいつ誰?
ーーーーー


そいつ誰?とは?
キョロキョロとして見ると
ブルーメッツのメンバーと勇さんが
見えた。


ーーーーーー
園長先生の甥っ子さん
ーーーーー


園長先生の甥っ子の話は
はるくんのことから伝えている。


ーーーーー
なんで2人で居るわけ?
ーーーーー


ーーーーー
ご飯食べてるから
さっきまで園長先生も居たし
ーーーーー


ーーーーー
ふーん
オレからの電話には拒否して
もしかして浮気?
ーーーーー


【浮気】
この人はどーして
私がキレることを平気で言うのだろう。


ーーーーー
ご飯食べたら浮気なの?
勇さんだって
ーーーーー


ーーーーー
オレ?オレは何もないよ
ちょっとこの後話そ
ーーーーー


偶然にも同じお店に来ていた私たち
避けては通れない
ちゃんと話し合おう
そう思った。






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