恋愛相手はアスリート。。。
今日は月一のはるくんパパが
迎えに来ない日。
毎月なぜか園長先生に誘われて
3人でご飯を食べて送ってもらう!
と言うのがお決まりになりつつある。
ハンバーグが食べたいと言うはるくん
と言うことはまたファミレス。
「美結せんせい 食べさせて」
と最近よく甘えてくる。
「いいよ あーんして」
と はるくんの口に
小さく切ったハンバーグをそっと入れる。
「美味しい?」
「うんっ!」
その様子を園長先生はニコニコしながら
見ている。
「まるで親子ね
本物のママになってくれたら
いいのにねぇ ねっ!はる」
「園長先生!」
「あっ!ごめんなさい」
無理矢理甥っ子と合わせたことを
前回は謝られてからは
それ以来何もなかったのに
ふと 先生の口から漏れた。
「あのね その・・・」
何か言いにくそう。
「なんですか?」
「甥っ子がね
あなたを気に入ったみたいで
彼と別れたことを伝えると
会う機会を作ってくれって言うのよ」
「そ・そーですか・・・」
「バツイチだけどね
本当いい子なのよ
私が言うのも変だけど」
「お友達ならいいですけど
お付き合いはまだ誰とも
考えられません
あたしの心にはまだ
あの人が存在してるので
すみません」
「甥っ子にとって手強い相手だね」
「すみません」
「実は今日 甥っ子が
ここに来るのよ」
仕事が早く終わって
泊まる必要も無くなったから
今日は家に帰ってくるそうだ。
「あっ!あなたを気に入ってるとか
言ったことを甥っ子には
言わないでね
お喋りだと怒られるから」
前も言ってたな
離婚の原因を話してる!って。