恋愛相手はアスリート。。。
「信じてもらえないかもしれないけど
その女実は妹なんだ」
「だから?
言い訳言うの下手くそ過ぎます
妹が兄の彼女が挨拶したのに
その彼女に向って言う言葉?」
「本当なんだ
妹だって言っても美結には
信じてもらえなくて」
最終的に彼女設定にして
別れを告げたが。。。
弥生は就活でうちに
寝泊まりした日もあれば
観光で来てみたり
今日は好きなアーティストのライブが
東京ドームであるから参戦すると
言っていた
また宿にしたか。。。
何も言わずに来るから困ったもんだ。
「信じないでしょうね
事実そんなことを女本人から言われたわけだし
実は内緒だけど 美結はね
元彼もそうだったんです
浮気されてそれが
その彼も浮気相手のことを
妹だと嘘ついてて
今よりもっと
酷い目にあったんですけどね
すごく苦しんで
もう恋なんてしない!って
だけど 恋してみようかな?と
思える人が現れたと言ったら
貴方だったんですよ
半分心配だったけど 美結の話から
貴方ならきっと美結の笑顔を
絶やさないでくれると
思ってたのに」
そっか・・・何かにつけて
妹と言ったとき様子が変わった気がする
過去にそんなことがあったとは。
「他にも 話せば
あなたの事まだあるんですよ」
「まだ?」
美結の友達が言うには
沖縄でタクシー運転手さんが
貴方と女の人を乗せたとか
マンションの入り口で
記者に声をかけられたとか
いっぱいオレには伝えてないことが
あるようだ。
あまり言いすぎて
喧嘩になるのも嫌だからと
言わずに我慢してたそうだ。
「どうして妹を彼女だと
嘘をついたんですか!」
「美結を幸せにしてやれるのは
オレじゃないな・・・と思って」
「バカですね」