恋愛相手はアスリート。。。
ヨシ!ここは私も演技するか
「妹の美結です
いつも兄がお世話になってます」
と 超スマイルを見せた。
「マジで???妹さんなの?」
店員さんは
私の言葉を信じたようだ。
「そーだよ
地元から遊びに出てきたから
今日は子守?妹のお守り?」
「へぇ そーなんですかぁ
可愛い妹さんですね
あとで連絡先教えてください」
軽っ!この店員!
と思っていると
「聞いてどーすんの?」
「連絡取るために聞くんですよ
それ以外に連絡聞くことないでしょ
勇吾さん公認で お付き合い(笑)
そして将来の兄的な?」
「アホか!
ここでサボってないで仕事しろ」
「あっ。。。店長に怒られる!
あとでメニュー聞きにきますね
電話番号も」
「まだ言ってんのか!」
楽しいやり取り。
「面白い人ですね」
「ここの中であいつが弟のようで
からかってて楽しいんだよ
あいつもノッてくるし」
「見てて楽しいです」
するとまたさっきの人がメニューを
ききにやってきた。
「まだ注文のベル押してないだろ」
「そろそろかと思って気を利かせて
きました!」
「どーせ暇だからだろ」
「そーですねぇ実は。。。暇なんです
それより妹さんに
チクっちゃおーかな?」
「何を言いだすんだ?」
「この前勇吾さん
超美人な人を連れてきたんです
きっとその人が本命さんだと
思うんですよね
あの時はそーだ
妹とかお姉さんだとか
言わなかったから
あの人が彼女なんですね」
「何?お前 何が言いたい?」
なるほど。。。
理解できた
さっき本命だと言った意味
なるほどね!
木山さん ちゃんと彼女居るんだね
・・・それってヤバイじゃん!
私なんかとここで食事してバレたら。。。
私二度と揉め事は嫌なのに
思い出してしまうじゃん
過去の恋。。。
忘れたいのに。