恋愛相手はアスリート。。。
「勇さん!何言ってんの?
当たり前でしょ
迎えとか何?間違ってるよ?」
「はぁ?」
「はぁ?じゃなくてぇ
今日はたくさん飲んだの?
訳わかんなくなってるの?」
「いやいや
美結こそ何言ってんの?」
「はぁ?」
今度は私がは?って答える。
「レターパック届かなかった?」
「レターパック???
あっ!え?どー言う事?」
「どー言う事ってこっちが聞きたいよ」
「送り主があたしって
謎のレターパックは届いたよ
だけど怖すぎて勇さんが
帰ってきてから開けてみよっと思って
投げちゃってる」
「投げてるって?」
「怖いじゃない?
送り主があたしって!
もしかしてあたしと勇さんのことを
知ったファンの嫌がらせかと思って」
「オレのファンがって?
すごい想像力だね
ってか早く帰って開けてみて
あれ送ったのオレだから」
「え?勇さんが?
なんで?」
「まぁまぁ 帰ってから確認して」
「あ。。。うんわかった」
「あまり遅く帰ると
間に合わなくなるから
ほどほどにして切り上げて帰らないと」
「何?なんなの?」
「まぁ 確認してからの話」
勇さんはそういうと
電話を切ったのだった。
「何?喧嘩?
途中で切られたっぽい?
こんな時間までフラフラしてるか?」
「違うよ」
と このレターパックの謎の話を
真由に話した。
「何か送ってきたってことね
なんだろーね?
オープン戦のチケットとか?」
3月に入ってから
オープン戦が始まるから
そのチケットじゃないか?と
真由は推測した。
「そーかな?
迎えには行かれないって言ったけど
しかも明日って」
「まさかそれって?
沖縄に来いってチケットとか?」
「まさかぁ〜
そんなことする訳ないじゃん」
「そっかぁ そーだよね
じゃあ?何?」
「さぁ?なんだろー」
「ここで考えてたって
正解はわかんないんだから
早く帰って確認する方がいいよ」
と突然のお開きが決定。