【続】アーモンド~キミとの未来~
あれから数日が経ちいつも通りの毎日を過ごす
相変わらず秋人との連絡も取れず居場所も掴めず瑠花や八尋たちと過ごす
「んー…今日の講義も終わったぁ」
伸びをしながらそう言ったのは瑠花だ
専攻によっては午後からだったり午前だけだったり自由に選べるため課題にも取り掛かりやすい
学校、課題、家事…その他を自分のペースで行うことが出来る
「千咲、お昼どうする?」
「食堂行こっか」
「おっけ」
二人は荷物を持って食堂へ向かうことにした
向かう途中でばったりと創汰と八尋に会う
「おっ」といった様子で二人も驚く
「千咲に本条…」
「二人も食堂?」
「そうだよ。八尋たちも?」
「まあな」
「じゃあ、みんなで行こっか」
そう言って四人で食堂へ向かいながら他愛のない話をする
そして食堂へ着くと席は満席になっていた
「うわっ…人多っ!」
「これ、まともに席取れなくね?」
「あー…。創汰どうする?」
「食堂使えないんじゃ場所変えるほか無いんじゃねーか?」
少し悩んだ挙句、食堂を諦めて別のところで昼食をすることにした
この日は写真科も午前で終わりなため創汰も八尋もお昼をどうするか決めていなかった