【続】アーモンド~キミとの未来~
「こんにちは、華さん」
「あら!千咲ちゃん!今日はお客様側なのね」
「はい!席空いてますか?」
「空いてるわよ。……創汰くんも久しぶりね」
「お久しぶりです、華さん」
3人の会話にポケーと聞く八尋と瑠花
華は後ろにいた二人に気付き優しく声を掛ける
「始めましてのお客様ね」
にこっと微笑む
すると慌てて「は、はい!」と揃えて返事をする
そして4人を窓側の空いてる席へ案内する
お昼過ぎということもあってか店内には千咲たちにもお客さんがちらほらといる
「はい、メニュー表ね」
「八尋くんと瑠花なに食べる?」
「そうだなぁ…」
メニュー表にはオススメのサンドイッチセットやケーキセットやパンケーキ、おまかせ軽食セットなどがわかりやすくイラストで書いてある
「ねぇ、千咲この間持ってきてたやつってこれ?」
気になってたんだよね、と付け足しながらメニューに載ってるサンドイッチを指さしながら言う
すこし前に千咲がお昼にサンドイッチを持ってきていたことがあり、瑠花は一口もらって食べたときすごく美味しかったことを覚えていた
「うん、そうよ。華さん直伝なの」
「ふふっ、ありがとう千咲ちゃん」