眠り姫
不思議な出会い
まぁ何はともあれ、みんな仲良くて良かった。
みんなとわいわい話したりゲームしたりしていると
眠くなってきた。
「そろそろ、眠るね」
蓮「おやすみ」
奏「綾ちゃんおやすみぃ」
龍「綾、おやすみ」
紫苑「綾ちゃん、おやすみ」
【夢】
ここは、何処だろう。
真っ白だな。
彼処に誰かいる。
「あの、此処は何処ですか?」
?「此処は、生と死の境目の世界」
「貴方は誰なんですか?」
?「私は運命を決める神様だよ」
「運命は決まってるものじゃないの?」
?「君が死ぬことはもう決まってる、だけどその前に次に繋げる未来を作ることはできるんだよ」
「でも、私がやり残したことはないよ」
?「よーく、見てごらん。君が居なくなって悲しむ人がいるだろ、その人達に気持ちを伝えないといけなかったり」
「それもそーだね」
?「あと、もう一つ話があってね。君が生きてる時の体は病気を持ってただろ?その病気を間違って作ったのは僕なんだ。だから、できればその病気が無くなるようにして欲しいんだ。勿論、強制はしないよ」
「私がその病気を消さないとどうなるの?」
?「また、君のように幼い歳で亡くなる子が出てくる」
「じゃあ私が治せる病気にしないと」
?「じゃあ僕の願いを聞いてくれるの?」
「うん、これ以上苦しんでいる人を見られないからね」
?「間違った病気を作っちゃったから君には1ヶ月時間をあげるよ。丁度一ヶ月後、君が眠ったら迎えにくるから」
「うん、分かった」