眠り姫
思い
奏side
綾が亡くなってから1週間丁度。
蘭龍の倉庫に居ると。
ピンポーン。
インターホンが鳴る。
「どちら様でしょうか?」
男「宅配便です!」
蘭龍の倉庫が怖かったのか、相手はすぐに消えてった。
ええと、誰宛?
蘭龍としか書いてないや。
差出人は?
巫 綾?えっ!綾なのか?
でも何で綾はこんなにぴったり当てられたんだ?
1週間前も綾は最後の言葉を残し、この世を去って行った。
綾は分かっていたのか?
俺は驚きながら、段ボールを開けた。
すると中には沢山のピアスと手紙が一人一人入っていた。
俺は蓮の所に行った。
「おい、蓮!」
蓮「どうした?騒がしいぞ?」
「そっそれが!綾から荷物が届いたんだ」
蓮「綾から?」
「ああ、中には手紙と沢山ピアスが入ってて」
蓮「なら、みんなに配れよ」
「お、おう!」
ピアスに一人一人の名前が書いてあったので俺は下っ端達一人一人に手紙と一緒に渡した。
雷「奏さん、これは何ですか!?」
こいつは幹部次期候補の雷。
「綾からのクリスマスプレゼントだ」
そう、今日は12月24日クリスマスイブ。
雷「でも綾さんは!」
「分かってる。日付を設置して送ってきたんだ」
雷「そうですか、ありがとうございます」
そして俺は下っ端に全員渡し終え、幹部室に戻った。
蓮達に渡すと、
自分の分を貰い、手紙を読んだ。
Dear奏
この手紙を読んでいると言うことは、
私は既にあっちの世界に行ったんだよね。
奏は幹部の中で一番どう接すれば良いか分からなかった。
でも、奏自ら心を開いてくれたから、私は嬉しかったよ。
奏はとても優しくて甘えん坊さんで可愛かった。
だけど喧嘩の時は強く、頼れる存在。
本当に本当に大好きでした。
あと、奏、前に進むんだよ?私にも心を開けたように、きっと心を開ける人が現れるから。
いつか、奏に相応しい可愛い女の子が現れるから。
だから、女の子にちゃんと話しかけるんだよ?
そうすれば絶対に幸せになれるから。
最後になりますが、本当にありがとう。
From綾
綾が亡くなってから1週間丁度。
蘭龍の倉庫に居ると。
ピンポーン。
インターホンが鳴る。
「どちら様でしょうか?」
男「宅配便です!」
蘭龍の倉庫が怖かったのか、相手はすぐに消えてった。
ええと、誰宛?
蘭龍としか書いてないや。
差出人は?
巫 綾?えっ!綾なのか?
でも何で綾はこんなにぴったり当てられたんだ?
1週間前も綾は最後の言葉を残し、この世を去って行った。
綾は分かっていたのか?
俺は驚きながら、段ボールを開けた。
すると中には沢山のピアスと手紙が一人一人入っていた。
俺は蓮の所に行った。
「おい、蓮!」
蓮「どうした?騒がしいぞ?」
「そっそれが!綾から荷物が届いたんだ」
蓮「綾から?」
「ああ、中には手紙と沢山ピアスが入ってて」
蓮「なら、みんなに配れよ」
「お、おう!」
ピアスに一人一人の名前が書いてあったので俺は下っ端達一人一人に手紙と一緒に渡した。
雷「奏さん、これは何ですか!?」
こいつは幹部次期候補の雷。
「綾からのクリスマスプレゼントだ」
そう、今日は12月24日クリスマスイブ。
雷「でも綾さんは!」
「分かってる。日付を設置して送ってきたんだ」
雷「そうですか、ありがとうございます」
そして俺は下っ端に全員渡し終え、幹部室に戻った。
蓮達に渡すと、
自分の分を貰い、手紙を読んだ。
Dear奏
この手紙を読んでいると言うことは、
私は既にあっちの世界に行ったんだよね。
奏は幹部の中で一番どう接すれば良いか分からなかった。
でも、奏自ら心を開いてくれたから、私は嬉しかったよ。
奏はとても優しくて甘えん坊さんで可愛かった。
だけど喧嘩の時は強く、頼れる存在。
本当に本当に大好きでした。
あと、奏、前に進むんだよ?私にも心を開けたように、きっと心を開ける人が現れるから。
いつか、奏に相応しい可愛い女の子が現れるから。
だから、女の子にちゃんと話しかけるんだよ?
そうすれば絶対に幸せになれるから。
最後になりますが、本当にありがとう。
From綾