眠り姫
(ー1ー)
初めて触れた温もり
良かった、巻けたかな?
?「貴様、誰だ!」
わわぁ、大きい声出されたら気づかれちゃう。
「お願い、声のボリューム下げて、、、」
?「誰だって聞いてんだよ!」
でかい、貴方の声デカイよ!
「私は巫・綾、14歳。ここにいること言わないで、、、」
「コンコン」⇦扉が開く音
?は私を隠した。
?「はい?」
看「あの、一ノ瀬さん、女の子来ませんでした?」
?「いや、わからないっす」
看「おっけい、ありがとう」
こいつ以外にも優しい?
そう思ったのは3秒だけ
「ガラガラ」⇦扉が閉まる音
?「俺は一ノ瀬・蓮、16歳。お前脱走か?」
「違う、先生探してたの!」
蓮「いや、でも看護師焦ってたじゃん」
「あれは薬飲ませようとしてきたの!」
蓮「脱走だな、病気かなんだか知らないが早く治す為にも治療受けろよ」
こいつも、勘違い野郎だ。
「貴方も勘違いしてるね」
蓮「は?何が?」
「あたし看護師さんに過眠症の薬飲まされそうになったの、私過眠症じゃなくて永眠症だから」
蓮「永眠症ってなんだ?」
「一言で言うと、不治の病」
蓮「治らないのか?」
「治らないと思う、世界で1人か2人くらいしか発症しない」
蓮「だから、お前の表情は腐ってるのか」
「はい?」
蓮「その作り物の表情、俺が本物にしてやる」
「だから、意味わかんないんだけど」
蓮「俺が本物の笑顔にさせてやるって言ってんの」
「私ずっと外にいられるわけじゃない」
蓮「それでも良い、来れる日に来ればいいし、なんなら俺が行ってやる」
「来なくて結構です」
蓮「すぐに即答するな、嫌われるぞ?」
「一ノ瀬に嫌われても良いもん」
蓮「はい、ストップ。俺のことは蓮って呼べよ」
「・・・蓮?」
蓮「ああ、そんな感じ、俺も綾って呼ぶからな」
「やっぱり、やめて良い?」
蓮「ダメだ、決定事項だ!」
こいつ、相当な我儘。
蓮「お前なんつった?」
もしかして口から
蓮「出てるんだよな−ニヤッ−」
ひっ怖い!
「申し訳ありません」
蓮「分かればよろしい」
なんかこいつといると以外と楽しい!
私はその時その気持ちにしか気がつけなかった。
後々分かるあの気持ちに・・・
「じゃあそろそろ行くね?」
蓮「ああ、また来いよ」
来れるかわからないけど…。
廊下に出ると看護師やら医者がいた。
「先生?」
その中の一人に話しかけて見た。
医師「どうしたの?何処の病室の子かな?」
「いや、綾です」
医師「綾ちゃん!?」
「はい」
医師「綾ちゃん見つけました!」
そのあとすぐに準先生の前まで連れてかれて・・・
準「他の看護師から、この人が綾に何か言ってるのを見たって聞いたんだが、事実か?」
後ろにはさっきの女の人が立っている。
周りは騒ついていて陰口言ってる人もいる。
なんか、反省してるし、良い人っぽいから良いや。
「準先生、私一人で出てきましたよ?」
準「そうだったか、看護師戻って良いぞ」
看護師は驚いた顔をしていたけど、どこか嬉しそう
看「はい!」
なんだ、やっぱり良い人。
準「綾、すぐに検査」
綾「また!?」
準「綾が抜け出さなきゃこんなことになってない」
?「貴様、誰だ!」
わわぁ、大きい声出されたら気づかれちゃう。
「お願い、声のボリューム下げて、、、」
?「誰だって聞いてんだよ!」
でかい、貴方の声デカイよ!
「私は巫・綾、14歳。ここにいること言わないで、、、」
「コンコン」⇦扉が開く音
?は私を隠した。
?「はい?」
看「あの、一ノ瀬さん、女の子来ませんでした?」
?「いや、わからないっす」
看「おっけい、ありがとう」
こいつ以外にも優しい?
そう思ったのは3秒だけ
「ガラガラ」⇦扉が閉まる音
?「俺は一ノ瀬・蓮、16歳。お前脱走か?」
「違う、先生探してたの!」
蓮「いや、でも看護師焦ってたじゃん」
「あれは薬飲ませようとしてきたの!」
蓮「脱走だな、病気かなんだか知らないが早く治す為にも治療受けろよ」
こいつも、勘違い野郎だ。
「貴方も勘違いしてるね」
蓮「は?何が?」
「あたし看護師さんに過眠症の薬飲まされそうになったの、私過眠症じゃなくて永眠症だから」
蓮「永眠症ってなんだ?」
「一言で言うと、不治の病」
蓮「治らないのか?」
「治らないと思う、世界で1人か2人くらいしか発症しない」
蓮「だから、お前の表情は腐ってるのか」
「はい?」
蓮「その作り物の表情、俺が本物にしてやる」
「だから、意味わかんないんだけど」
蓮「俺が本物の笑顔にさせてやるって言ってんの」
「私ずっと外にいられるわけじゃない」
蓮「それでも良い、来れる日に来ればいいし、なんなら俺が行ってやる」
「来なくて結構です」
蓮「すぐに即答するな、嫌われるぞ?」
「一ノ瀬に嫌われても良いもん」
蓮「はい、ストップ。俺のことは蓮って呼べよ」
「・・・蓮?」
蓮「ああ、そんな感じ、俺も綾って呼ぶからな」
「やっぱり、やめて良い?」
蓮「ダメだ、決定事項だ!」
こいつ、相当な我儘。
蓮「お前なんつった?」
もしかして口から
蓮「出てるんだよな−ニヤッ−」
ひっ怖い!
「申し訳ありません」
蓮「分かればよろしい」
なんかこいつといると以外と楽しい!
私はその時その気持ちにしか気がつけなかった。
後々分かるあの気持ちに・・・
「じゃあそろそろ行くね?」
蓮「ああ、また来いよ」
来れるかわからないけど…。
廊下に出ると看護師やら医者がいた。
「先生?」
その中の一人に話しかけて見た。
医師「どうしたの?何処の病室の子かな?」
「いや、綾です」
医師「綾ちゃん!?」
「はい」
医師「綾ちゃん見つけました!」
そのあとすぐに準先生の前まで連れてかれて・・・
準「他の看護師から、この人が綾に何か言ってるのを見たって聞いたんだが、事実か?」
後ろにはさっきの女の人が立っている。
周りは騒ついていて陰口言ってる人もいる。
なんか、反省してるし、良い人っぽいから良いや。
「準先生、私一人で出てきましたよ?」
準「そうだったか、看護師戻って良いぞ」
看護師は驚いた顔をしていたけど、どこか嬉しそう
看「はい!」
なんだ、やっぱり良い人。
準「綾、すぐに検査」
綾「また!?」
準「綾が抜け出さなきゃこんなことになってない」