言葉にしてよ
遠足
高校生になって1ヶ月が経った。
もうちょっと遠足だな。
山登りして、自分達でカレー作って楽しそうだけど、山登りが嫌だな。
ちょうどやっすーが教室に入ってきた。
「来月、遠足があるな?その班を決めたいと思う。ご飯は自分達でカレーを作ることになっている。それでなんだが結構大変なんで体力とか必要だと思うから男女混合にする」
周りに賛否の声が上がる。
いやいや、なに賛否の声あげてんだよ!
優花もめちゃめちゃ嬉しそうだし、、。
「お、良かった。お前らが嫌がったらどうしようかと思った。つーことで今からぱはっと決めておけよ」
あのーここに嫌がってる人いるんですね。
心の中でため息をついた。
「由梨!組もう!」
「うん!」
まぁ優花がいれば遠足楽しくなるかな。
「でもどーすんの?」
「んーとね!絢斗君と佑哉君誘いたいの!」
嫌な予感が当たった、、。
「え、マジ?本気で言ってる?」
「もちろん!ねぇ良いでしょ?お願い!」
「えええ、じゃあ自分で誘ってきてよ?」
優花のうるうるした目、ずるいわ。
「うん!」
笑顔で返事してさっそく聞きにいく優花。