言葉にしてよ
「そうそう!覚えててくれて良かった!」
そう言って笑う彼女は千歳 優花(ちとせ ゆうか)
中学生の時に熟で知り合った女の子。
受験が終わると同時に彼女との繋がりはなくなっていたんだ。
「髪型が違うから分かんなかったよ」
「ボブにしたの!可愛い?」
茶髪の髪を揺らして聞いてくる優花にこくこく頷く。
「ありがとう!それにしても由梨も髪伸びたね!」
「うん、結構伸びたよ」
私は真っ黒のロングストレート。
地味だな、貞子みたい。
そう思っていたら、、、。