今日も君に会いたい
どういうこと?
侑磨の彼女とは塾が一緒で面識があった。
いや、もう少し親密だ。
毎日一緒に塾に通う子の友達で、ここ最近はその子も一緒に塾に行き3人でご飯食べたり雑談したりするほどの中になっていた。
関わる限りでは、決していい子ではないけど侑磨のことが好きじゃないとは思えなかったしむしろ幸せそうだった。
「あゆの聞き間違いとか、見間違いとかは?」
「ない。」
そう言い切るあゆを信じなるほかなかった。
「とりあえず、ほんとに本人が言ってたかまだ確実じゃない。ちゃんと分かるまで侑磨に言うのは待とう。」
「じゃあ、明日はうちと同じバス乗って早い時間からトイレで待ってよう。」
そこで丁度チャイムがなり、私達は教室に戻った。
放課後あゆと一緒に家に帰る途中
「朝のことだけど、絶対誰にも言わないで。」
「分かったよ。ただ、何かあったらまたはるに知らせるね。」
そう話して私とあゆは別れた。
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