今日も君に会いたい
「侑磨、ごめん。話ある。」
そう遠慮がちに言う私に反して
あゆは侑磨を引っ張りいつもの階段へ連れていった。
急いで後を追うと
「は?!まじでそんなこと言ったのかあいつ。」
「今すぐぶん殴って来る」
「だめ!」
そんな物騒な。
あゆはどんな話し方をしたの。
「昨日はそんなに怒ってなかったじゃん。なんで急に?」
「急じゃねーよ。」
そう言って侑磨は話を続けた。
――あいつ、前にも俺の前ではるのこと悪く言ったことがあんだよ。
俺が怒ってからもう言わなくなったけど。
俺は別に何言われても気になんねぇけど、はるが悪く言われるのは気に食わねぇ。すげぇ腹立つ。はるのこと何も知らないくせに。――
なにそれ。
なんで私のことで侑磨が怒ってんの。
意味わかんないよ、そんなこと言われたら
私の中で殺したはずの好きが消えなくなるじゃない。
柊人なんてどうでも良くなるくらい
あなたしか見えなくなるじゃない。
そう遠慮がちに言う私に反して
あゆは侑磨を引っ張りいつもの階段へ連れていった。
急いで後を追うと
「は?!まじでそんなこと言ったのかあいつ。」
「今すぐぶん殴って来る」
「だめ!」
そんな物騒な。
あゆはどんな話し方をしたの。
「昨日はそんなに怒ってなかったじゃん。なんで急に?」
「急じゃねーよ。」
そう言って侑磨は話を続けた。
――あいつ、前にも俺の前ではるのこと悪く言ったことがあんだよ。
俺が怒ってからもう言わなくなったけど。
俺は別に何言われても気になんねぇけど、はるが悪く言われるのは気に食わねぇ。すげぇ腹立つ。はるのこと何も知らないくせに。――
なにそれ。
なんで私のことで侑磨が怒ってんの。
意味わかんないよ、そんなこと言われたら
私の中で殺したはずの好きが消えなくなるじゃない。
柊人なんてどうでも良くなるくらい
あなたしか見えなくなるじゃない。