今日も君に会いたい
私、三浦遥華は今とても困っている。
「私の靴がない…。」
なんで?え、まさかいじめじゃないよね?
新学期早々誰かに恨みを買った覚えは無い。
ここはひとまず先生にいってスリッパを借りるしかない…。
「はぁ。新学期早々、憂鬱だなぁ。」
「どうしたの?」
え、誰?
「俺の靴箱になんか用?」
え、俺の靴箱…………?
「ここ、私の靴箱……」
「番号。見て。」
私の出席番号は確か1組の21番だから0121。
靴箱の番号は…
「0122…」
「あんたは俺の上の段。」
やっば、すごい恥ずかしい!!
今すぐ穴掘って埋まりたい!!!
「ごめん、間違えた。すぐ避けるね。」
「靴ちゃんとあんじゃん。良かったな、じゃ。」
ほんとだ、私の靴がある。
え、でも待って。じゃあ彼の靴がなかったのは
何故…?
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