真実(まこと)の愛
「……そうだわ!
わたしの美大時代の友人・知人たちに新進のクリエイターがいるの。彼らに『中身』を任せてみるのはどうかしら?」
きっと、オシャレで斬新な作品を提供してくれるに違いない。彼らにとっては「スポンサー」によって自分の作品を世に出せるチャンスだ。
こちらの方としても、すでに有名になったクリエーターに頼むより、まだしっかりと世間に認知されていない彼らの方が報酬を抑えられ経費を削減できるから、リーズナブルに価格設定できる。
……絶対に、ウィンウィンにしてみせるわ。