真実(まこと)の愛

「松波先生、ありがとうございます。
とっても気に入りました。
なんたって……自分でお金を出して買っちゃいたいくらいなんですから」

松波も杉山も、声をあげて笑った。

「毎日、肌身離さずつけますね」

麻琴はフォークリングを見つめて、にっこりと華やかに笑った。

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