月がみていて
俺はすぐさま立ち上がり、「どういうつもり? 」と聞いた。

そして、言い訳が始まる。

「何が何だか、分からんようになって・・・。

トワ、こんなつもりやなかった。本間ヤデ。

なぁ、分かって!それから・・・。」

「ナニ? 」

「ここは好かん。だから1日も早く、ここから出して!!」

「情けない…。」
「あんた、お母ちゃんに向かってソレはないヤろう!」
―支離滅裂で、頭がおかしくなりそう…。

「子供は大人のおもちゃと違う!!! 」・・・。

俺は腹の底から、そう叫び、2度と会わないと心に誓った…
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