月がみていて
そして、車に乗った。

「望、メール・・・するから。」

「うん・・・。」


トワの気持ちが、(友情)なのか

(同情)なのか、確かめもしないまま・・・。

14歳のアタシのココロの中に

曖昧なキモチを残したまま、

「バイバイ。」

トワと別れを告げ、

アタシは施設に向かった。
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