月がみていて
“ドク、ドク・・・”、

あふれ出すアタシの血液は、

トワの手にまでくっついて・・・

部屋のあたり一面、

生臭さが立ち込めた。

「望、俺を信じろ! 」


{何リットルもの血がシーツを染めた}
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