月がみていて
洋子の家は快適だ。

「こんにちは。」

「いらっしゃい! 」

洋子のお母さんは由紀子サン。


職業・専業主婦

年齢・不詳

体形・156cmのぽっちゃり型

性格・明るく温厚

「望ちゃん、シューアイス。夏季限定・マンゴー味

・・食べる? 」

『長っ! 』

この頃、アタシと洋子の息もぴったり。

そして、お母さんの声は大きく・笑い声も立派。

「今日、夕飯食べていき〜。それとちょっと、お願いしたいことが…。」


「え? 何、それって…。初耳やけど! 」

洋子は焦ると、

「そりゃ、そうや。だって、今思いついたモン。」

娘思いのお母さん。

でも当の娘はウザそうに、

「お母ちゃん!」

とまるで(小さな子供)みたいな声を出した。

そして、(この親子)が、

アタシをゲラゲラと笑わせた。
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