月がみていて
アタシは必死で笑いをこらえた。

そして、話を聞いた。

―さすが大阪。

 最近見たバラエティよりも、もっとオモロイ


「そんな…100点にして! とは言わへん。

せめて近くの公立高校に入って欲しいモン。

家のローンもまだあるし…。」

「お母ちゃん!!」

―もう限界!

ついにアタシはふき出して、転げまわって笑った。

< 49 / 233 >

この作品をシェア

pagetop