月がみていて
―やりきれない(今)、わりきれない(昔)

「こんなハズじゃ、なかった。」と

そればかりを嘆いていた。


気づけばアタシは父を見て

「可哀想だと」呟いて、

“家族”を見下ろす(三日月)と

心の傷を 庇うダケ
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