月がみていて
そして、ワンテンポ遅れて、

「ちょっと待って! 望がトワ先輩と?何があったん??」
 
「遅。」

「何それ!私、何にも聞いてないけど!! 」

洋子の怒りは爆発した。

そして、一瞬あたりは沈黙…。

『ブッ!! 』

コーラの噴水が洋子にかかった。

「何、スカ? 私、マジっすよ!」(洋子)

「裕子、洋子ちゃんの方が、

ヤンキーのお前より(ガラ悪い)。」(カァ君)

「カァ君!!! 」
(裕子)

―そう、私は絶句した…。
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