月がみていて
「ヨーコ、ヨーコちゃん! 」

「う、うーん。」

「お見舞いに来てくれたん? 」

「えっ、私もしかして寝てた? 最悪・・・。」

ベッドに座り、にこやかな望は私の髪を撫でた。

「ありがとう。」

「橋本(先生)がメモくれてん・・・。

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