私はあなたのストーカーです


携帯をトイレに捨てられる。


「流したらー?」と、ナミ。


「さすがにつまるんじゃない?」
「そっか」
「あとでちゃんと掃除しといてね。わんわん」


満足そうに個室から出てくる、麻美。


「なんで……そんなこと……」


そこまでされるようなことしたかな。


「なんでって? 決まってるでしょ。あんたがムカつくからだよ」

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