私はあなたのストーカーです


強い衝撃を受けた。


当時から女の子の友達は、いたが。


どういうわけか、ひなは、誰とも違って。


『これ? お気に入りの、ぬいぐるみだよ』


ひなが好きなものを俺も好きになった。

ひなの持ってるものが欲しくて買いに行った。


『男の子が、こんなもの』


母さんは、俺の宝物である、ひなとお揃いのウサギのシャーペンやぬいぐるみを捨てた。


『もっと男の子らしく育って』


母さんにミニバスを始めさせられた。

俺は周りより背が高かった。


小学六年生の頃には170超えてたのもあり、体格に恵まれ、コーチからもセンスを褒められ試合には当たり前のように出された。


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