地底人、拾っちゃいました☆だから私は彼を地下に埋めなおしてあげるんです☆
いつものように私は右手をズボンのポケットに手を突っ込み



左手でハンドルと空きペットボトルを持ちながら



オカルト的な依頼をこなすべく、自転車をこいだ。



周囲を用心深く見回しながら、気が向いたときだけ自転車を押す。



毎日、空気のようにふわふわしている宇西と共に



現場の電気屋へと、手に持ったミカンジュースと


コンビニからただようスイーツへの誘惑に


負けながらまっすぐ直行した。
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