忘れていたのは君の優しさと幸せのせい
「白沢。おーい、白沢。しーらーざーわー。白沢花夏、起きろ!」
「はっ、はい!」
ガタッ・・・・・・・・
えっ・・・・・・・・授業中だった・・・・・・・・・ってか、恥ずかしい!
席から立っちゃったし...../////

「はぁ~。」
「どうした?花夏」
「由璃!さっきのが恥ずかしくて!」
「あぁ~。あれね~!」
「由璃まで!恥ずかしいよ~!」
でも、由璃優しいな。
泣いているの気付いていたはずなのに、触れないでくれた.....ありがとう。

私の幼なじみ、神山由璃 は、肩まで伸ばした黒髪に、ぱっちりとした二重がとても似合う子で、その可愛さから「学校の天使」なんて呼ばれているんだけど、当の本人は知らないというか、興味がないらしい。
一方の私は、長い黒髪を一つに結び、奥二重で普通の高校生だと思う。
それにしても、あの子は誰だったんだろう?
昔、仲が良かった子? 親戚の子? それともただの夢? どれなんだろう?
でも、不思議な夢だったなぁ~
あの事に関係あるのかな?
くよくよ考えても仕方がないし、前を向かなきゃ.....
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