先輩が好きです【完】
祐司先輩は遅れてきたけど、夕夏さんは準備の間、来なかった。

食べる時も機嫌が悪そうだった。

私が来たからいけなかったのかな?

柊は食べる間もずっとべったりくっついてて離れずだった。

「柊、食べないの?」

「食べる」

食べにくいけど、食べてると『祐、海に行こ』と『片付け』と言いながら先に行った。

「悪いな。祐司に女連れならずっと好きな子を柊にって言ってたらしいんだ。

だけど、もう相手がいるからって言うと文句言ってたらしい。」

「中学の時からモテたんですね。やっぱり・・・」
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