先輩が好きです【完】
ほとんど出来ててすぐに食べ始めた。

親父達は食べながら飲んでて、まぁ、お袋達もだけど・・・。

「柊君は進路、決まったのか?」

「はい、俺、お父さんのようにデザインの専門学校に行くんです」

「そうか、なら、うちでバイトするか?」

「いいんですか?ぜひ、させて下さい」

お願いすると、親父が『大きいんですか?』と・・・。

「独立して小さいが、仕事は多いんですよ。

働いてた会社の下請けに入っててね」

するとお父さんは『いずれ、柊君に継いでもらったら嬉しいがな』とまで言ってくれた。
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