先輩が好きです【完】
「お袋いる?」

「あら、おかえり。葉月ちゃんも」

「お袋、今から葉月の家に行って、入院に必要な物を用意したいから教えて欲しい」

「えっ、どうしたの?入院って・・・」

「葉月のお母さんが倒れて、運ばれたんだ」

「まぁ・・・わかったわ」

元君にお留守番を頼み、家に。

「葉月ちゃん、一緒にご両親の部屋に入って」

コクンと頷いて、寝室に行き、着替えなどを出して鞄に入れた。

全て必要な物を入れて、『じゃあ、行きましょう』と柊のお母さんと3人で戻った。
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