先輩が好きです【完】

「そうか。柊君が、専門学校はここから通いたいと言ってきたんだ。

その後は葉月と結婚してここで暮らすって」

「うん、パパやお父さんは？」

「パパは結婚は賛成だよ。でもな、俺達と暮らさなくても良いと思ってる。

でもな、今回みたいにママが倒れたら大変だから、2年間、暮らしてみて決めれば良いと思うんだ。

柊君のお父さんは、どっちも賛成してくれたよ。」

「うん、きっと私に言わないのは、ちゃんと決まってからだと思うし、私は知らないふりをする。

今は明日の試験を頑張って欲しい。」

「そうだな。おやすみ」

卒業後、中々会えないと思ってたけど、嬉しいな。