先輩が好きです【完】
柊先輩はギュっと手を握ると『俺達が守る』と言った。

頷くと『決まりでいいね』と理事長。

「はい。宜しくお願いします」

頭を下げると、

「総司、これから、梅雨の時期になる。あの部屋を使いなさい」

「いいんですか?あの部屋は親父とお袋の思い出の部屋じゃ・・・」

「構わないよ・・・」

どこかの部屋の鍵を総司先輩に渡した。
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