3次元の恋~オタクの恋物語~
青葉「何でため息ついてんの?」
遥希「ため息じゃない。
ホッとしてんの。」
青葉「何に?」
あからさまに動揺した大高は
届いたビールを飲むと
慌てて話題を変えた。
遥希「で、話は?」
青葉「あー、うん。何から話そうかな。
とりあえず...先行発売で買った
昼間の花園5のグッズの話からでいい?」
遥希「何でも聞くから、話して。」
て、大高が言うもんだから
この数日間の鬱憤を晴らすかのように
永遠に話し続けた。
青葉「...それでさ、もう1回
ケイスケステージに挑戦した訳。
そしたら、裏ストーリー見つけて。
もう!テンション上がりすぎて
結局、完徹。あれはやり過ぎた。
次の日、めっちゃ目の下に
クマ出来ててさ...。」