3次元の恋~オタクの恋物語~
青葉「そうでしょうか?」
依知「少なくともうちの会社の人間は
全員、馬鹿にしてるよ。
多分、あんたらオタクの事。」
青葉「あなたも馬鹿にしてますか?」
依知「ゲーム会社の社長って
肩書きを外せば馬鹿にしてると思う。」
青葉「この間、百瀬さんが言っていた
あんたみたいな奴がいるから
喜ぶ誰かだっているんだよ。
という言葉は、昼間の花園1の
ケイゴステージ4の3-5。
学園編で言っていた
君がいるから喜ぶ誰かがいるんだよ。
と、大変酷似していますが
百瀬さんが考えた言葉なのでは?」
あの日、彼がサラッと言った
言葉が私の胸には残っていた。
依知「あー。そんな事も言ったっけな。」
青葉「忘れていたその言葉が
自然と出てくるという事は
あなたが心の底から
そう思ってるって事では
ないでしょうか?」
依知「思ってない。」
青葉「でしたら、何故そのような
言葉がスラスラと
出てくるのでしょうか?」