3次元の恋~オタクの恋物語~
依知「面白いから、あんた。」
青葉「面白い?」
依知「俺、女と話してて
面白いとか楽しいって思ったの
あんたが初めてだったから。
あんた、すげぇオタクだし
ずっと乙ゲーの話してるけど
話してる時のあんた楽しそうだから。
何でかな。どうでもいい話でも
聞きたいって思うんだよ。」
と、思ったけど、やっぱり彼は
私とは違う。リア充人間だ。
こんな事を平気な顔して言えてしまう。
ゲームの中のようなセリフを自然と。
これは、免疫がないせいですか?
私が、オタクだからですか?
それとも、彼が
リキヤに似てるからですか?
ドキドキがやばいんですけどっ!
青葉「殺す気ですか?」
依知「は?」
青葉「その顔で...!
その言葉は...反則です。
オタクの免疫力のなさ...
なめないで下さい...。うー。」
百瀬さんと話していると気付かされる。
やっぱり私はオタクなのだと。