3次元の恋~オタクの恋物語~
依知「ぷっは。やべぇ。
やっぱ、あんた。最高だわ。」
青葉「面白がらないで下さいよ。」
依知「ふっ。悪い。」
青葉「でも、それでもいいです。
そのおかげで百瀬さんと
こうして話せるんですから。」
依知「え?」
青葉「明日も会えますか?」
依知「あんた、意外と図々しいな。」
でも、明日もまた会いたいと思う。
違う世界に住んでいると
分かっていても、会いたい。
毎日でも会いたい。
青葉「欲張りすぎですね。
すみません。また気が向いた時
連絡して下さい。」
依知「会ってもいいけどさ。
あんたが今日、泣いた理由。
教えてくれない?」
これだから困る。モテる男は。
知らないフリをしてくれればいいのに。