3次元の恋~オタクの恋物語~
青葉「でも、さっきは
賛成だって言ったくせに。」
遥希「だって...そうやって俺に
言って欲しかったんだろ?」
心のモヤが一気に晴れた気がした。
そうなんだ。私は大高に
そう言って欲しかったんだ。
反対されたかったんだ。
味方になって欲しかったんだ。
青葉「めんどくさいかな、私...」
遥希「そうでもないんじゃない?
てか、柿谷ってさ間違えないじゃん。」
青葉「何を?」
遥希「乙ゲーの分岐は間違えないじゃん。
それ、多分、現実でも活かせると思うよ。
柿谷が選ぶ選択肢は
多分、間違いじゃないと思う。
だから、自信を持ってこれだって
思う選択肢が見つかるまで
迷ってみてもいいんじゃない?」