3次元の恋~オタクの恋物語~
律「青葉さん。」
楽しすぎて...嬉しすぎて…
すっかり忘れていた。
南雲さんの存在を。
振り返ると
南雲さんの周りには小さな
人だかりが出来ていた。
客「え、カイト...!」
カイト推しではない私でも
そう思うのだから無理はない。
カイトファンなら誰だって思う。
客「すみません!写真いいですか?」
この人の写真が欲しいと。
さっきまで話していたお仲間が
カバンからカメラを取り出す。
いつかの私みたいだった。