3次元の恋~オタクの恋物語~
律「青葉さんも僕の写真を
欲しいと思いますか?」
青葉「ええ、もちろん。
このカメラに収めたいです。」
私がカバンからカメラを取り出し
微笑むと、南雲さんは頷いた。
律「分かりました。撮りましょう。」
南雲さんがそう言うと歓声があがった。
青葉「あの…!1つだけ約束して下さい。
この人はカイトに似てるけど
カイトじゃないです。だから、絶対に
SNSにはあげないで下さい。
お約束出来る方だけ、お願いします。」
大丈夫。私と同じなら。
ここにいる全員に伝わる。
他人から疎まれる事を知っている私たちは
絶対に他人に迷惑はかけない。