3次元の恋~オタクの恋物語~
青葉「おはよう、大高。」
遥希「おはよう。」
青葉「大丈夫?」
遥希「まあな。別に俺はお前みたいに
ドルオタ隠してた訳じゃないから。」
と、大高は言ったけど
その表情は曇っていた。
私だって別に好きで隠してる訳じゃない。
でも、知ってるから。
オタクがバレれば偏見が生まれる事を。
大高はいつも通りだったけど
何をしてても頭を過ぎる。
さっきの大高の表情が。
未来の自分を見てる気がして
気になって仕方がなかった。