3次元の恋~オタクの恋物語~

心地良かった。とても。
百瀬さんとの時間はこれがいい。

穏やかとは程遠いけれど
茶化しても、暴走しても
喚いても、全てを包み込んでくれる。

依知「なれっつーなら、なるよ。」

青葉「言いません。
百瀬さんにはちゃんと
百瀬さんの良さがあります。
リキヤとは違う魅力が。」

依知「何で俺がゲームキャラと
同等の扱いなんだよ。」

私という人間をきちんと理解して
広い心で受け止めてくれる
百瀬さんだからこそ、私は
言いたい事を言えるんだと思った。
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