3次元の恋~オタクの恋物語~
青葉「...私の人生って...。
ほとんど全部リキヤとの思い出ばかりで。
高校生の頃、1人だけ付き合った人が
いたんですけど、すぐに振られちゃって。
それっきり。現実では恋...
してこなかったから...ゲームの中の事しか
分からないんですよね。」
依知「お手軽だな、あんた。
2次元の疑似恋愛で満足できんだから。」
そんな私に答えるかのように
百瀬さんもきちんと言葉にしてくれる。
青葉「はは、確かに。そうですね。」
依知「でも...すげぇ厄介な女。
少女漫画を愛する夢見る夢子と
2次元に恋する現実逃避女は厄介だよ。」
言いたい事をハッキリと。
包み隠さず、遠慮せず。
伝えてくれるから心地良い。