3次元の恋~オタクの恋物語~
優花里からのアドバイスを受け
考え続け導き出した答えを
決行すべく、金曜日の夕方に
私は大高に頭を下げた。
青葉「お願いします!!!」
大高「まあ、いいけど。」
私の考えはこうだ。
オタクではない私。
というか、乙ゲー以外の話の出来る人に
なりたいと思った。
世に言う普通の会話が出来るようになれば
百瀬さんか南雲さん。どちらか
分からないけれど、リア充人間とも
胸を張って付き合えるのではないのかな。
我ながら、安易な考えのような気もするが
1度試してみたいと思った。
乙ゲーの話しかしなかった大高と
普通の会話が出来るようになれば
自然とオタクではない私が
存在するような気がした。
という訳で、百瀬さんとの
デートの予行演習を
大高にお願いした。