3次元の恋~オタクの恋物語~

青葉「大高、ちょっと本屋さん寄っていい?」

遥希「いいけど、何か買うの?」

青葉「うん。今日、ひる...」

あ!言ったそばから
私はまた...乙ゲーの事を。

ダメだな。やっぱり。
大高が相手だと気が緩む。

青葉「いや、大丈夫。行こう。」

遥希「ああ、うん。」

イタリアンレストランに
入った私たちはそれぞれ
注文を済ませる。

初めに届いた水を
飲み干してしまうほど
何も話さない時間が続いた。
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