3次元の恋~オタクの恋物語~
青葉「え?悪口?」
遥希「まあな。さっきの仕返し。」
それから私たちはまた黙って。
残りの料理を黙々と食べた。
遥希「あー、美味かったな。」
青葉「うん!美味しかった!」
紙ナプキンで口元を拭い
また流れる沈黙を大高が破る。
遥希「で、次はどうする?
ケーキでも食いに行くか?」
初めてだった。大高と一緒にいるのが
こんなにも苦痛だったのは。
青葉「あー、でもお腹いっぱいかも。」
遥希「じゃあ、帰る?」
青葉「そうだね。そうしようかな。」
自分で言っておいたくせに。