3次元の恋~オタクの恋物語~
遥希「すぐ買ってくる。」
やると決めたのは私なんだから
今日は最後までやり遂げよう。
オタクじゃない。普通の私を。
湿気と太陽が入り混じった
少し不快感を覚える空気の中で
じっと大高を待った。
しばらくすると手に袋を提げた
大高が戻ってくる。
遥希「お待たせ。」
青葉「買えた?」
遥希「うん。買えたよ。
...じゃあ、家まで送るわ。」
青葉「ありがとう。」
帰り道もやっぱり会話はなくて。