3次元の恋~オタクの恋物語~

優花里「そりゃあ、最低でしょうよ。
同僚の大高は社内の女
全員が狙うハイスペ男な訳でしょ。
で、百瀬さんって人は
イケメンな上に社長なら
周りの女がほっとかないでしょ。
で、南雲さんは大手ゼネコンの御曹司。
その彼女の座を狙う女なんて沢山いるでしょ。
あんた、どんだけ
ハイスペ男に好かれてんのよ。
1人くらい分けて欲しいわ。」

...言われてみれば...私...
人生最大のモテ期なのでは?

優花里「てゆーか、分かってる?
あんた。この機会を逃したら
一生、誰とも付き合えないし
結婚出来ないって程に今
運使い果たしてるからね!
もう、この先、不幸な人生しか
待ち受けてないから。
間違っても面倒くさいから
全員断ろうとか思っちゃダメだよ。」

優花里の言葉にハッとした。
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